先日、Live2DのFree版で動かそうと思ったのですが、挫折しました。どの部分で挫折したのかっていうと、Live2DにPSDファイルを取り込んだ後、「...それで?笑」って感じで途方に暮れて終わりました。
Live2Dに対する愚痴
アートメッシュ自動割り振りで、割り振られたんですけど、お手本と...どう見ても違うんですよね。確かに各パーツにあみあみが割り振られてるけど、大きい三角形で、粗いっつーか。直し方が分からず終了です。
あと、モーションサンプル適用したら、なんとかが使えるのは50個までのため保存できませんとか、もーー訳が分かりませんwじゃぁ無料版で使えるやつってどれだよ!って調べるのも面倒になりました。パーツ作り終わった後の、こういうモーション適用こそAIでやって欲しいよ~笑
超超初心者向けのサイトや動画ですら理解不能だったので、私、もうLive2Dで動かすの無理かもしれませんw
無料版だと30個までパーツを分けられるようですが、ななななんとLive2Dって右パーツと左パーツでそれぞれに1枠使うので、実質30個までってなると、髪の毛を可愛く揺らして瞳を可愛く動かす♡とか、そういう夢のあることは無料版ではほぼできないっていうのが個人的見解です。
というか無料版でこんなこともできちゃいます!っていうのは見たことがない。寧ろ、ここまでしかできないんだろうなっていう限界値なら見えました。製品版を買えってことなんだと思いますが。
Vtuberのように「自分の動きに合わせてモーションさせる」ことが目的でないなら、他の手段を考えても良いかもねって話です。Live2Dは滑らかな動きこそできるものの、1体の製作に時間がかかるので。だからこそアバターに何十万円という価値がつくのだと思いますが...。
えもふり完成品
で。私がパーツ分けした時間がこのまま無駄になるのも悲しい(自分で描いた絵じゃないけど)ので、「えもふり」で動かすことにしました。前回、デフォルメキャラでやったことと手順はほぼ同じです。イラスト生成AIで出力した画像からパーツをひたすら切り抜くっていう。
今回、追加パーツとして「帽子」と「右腕」「左腕」を新たに付け加えたので、追加パーツの設定部分についても説明します。
えもふりが初めての方、パーツ分けの大まかな手順は過去記事をご参照ください。
使用パーツ一覧
今回みたいなAIイラストだと塗り方が綺麗なので、なるべく素材の良さを生かしたまま分解したいですよねぇ(本音はできるだけ修正したくない)。
AIイラストをペイントソフトに取り込んだら、2枚レイヤー複製し、1枚は不透明度を15%まで下げて下敷きにし、もう1枚の素材をレイヤー複製してパーツ分け...って感じでやりました。
素材のAIイラスト |
以下パーツ一覧です。パーツ一覧には載せてませんが、動作設定に必要な4点セット『原点』『首中心』『腰中心』『トリミング枠』レイヤーの用意もお忘れなく。
レイヤー名:追加_帽子 |
レイヤー名:前髪 |
レイヤー名:眉 |
レイヤー名:マブタ通常 |
レイヤー名:マブタ閉じ |
レイヤー名:瞳通常 |
レイヤー名:白目通常 |
レイヤー名:鼻 |
レイヤー名:クチ |
レイヤー名:クチ開き |
レイヤー名:輪郭 |
レイヤー名:胴体 |
レイヤー名:後髪 |
レイヤー名:追加_右腕 |
レイヤー名:追加_左腕 |
追加パーツついて
パーツ分けしてPSD形式で保存したら、えもふりに取り込みます。毎回言ってますが、インポート確認画面でパーツが綺麗に表示されてない場合、ゴミが残ってる可能性があるのでそこだけ気をつけましょう。
適当なサンプルモーションを当てて動作確認をしてみると...。
帽子と腕が動いてません。
PSDファイルを取り込んだ直後は、追加パーツはどこにも属していない状態で設定されています。左側のメニューに表示されている「追加パーツ_○○」のパーツタイプが全て「+全体+独立+揺れ無し」になっているため、動作しませんでした。
なので、「帽子なら頭が動いたときに一緒に動かす」とか「腕なら体が動いたときに一緒に動かす」とかしたい場合は、紐づけを変更しなければなりません。
右側の描画エリアの上部にパーツタイプを選択するボタンがありますので、そのボタンをクリックして選択していきます。
帽子の場合
パーツタイプ:頭部➡前髪に接着➡揺れ無し |
腕の場合
パーツタイプ:胴体➡胴体に接着➡揺れ無し |
アクセサリやスカートのように個別に揺らしたいものがある場合は揺れ有りにすると、胴体が動いたときに揺れるようになります。
背景の透過(クロマキー合成)について
余談ではあるのですが、えもふりから動画ファイルとして出力すると、白い背景のまま出力されてしまうのですよね。
Youtube動画作成の素材として背景を透明にしたい場合は、『背景』レイヤーを作成し、緑の蛍光色で塗り潰したものを用意すると良いでしょう。以下はYoutubeの素材用としてWMV形式ファイルで出力したものです。
私は動画編集ソフト「PowerDirector」しか使ったことないですが、この緑の蛍光色の部分を透過してくれる機能がありました。
追記:PowerDirectorを例に説明します。
①「タイムライン」上に素材を入れ、その素材をダブルクリックします。
②素材の設定画面が開くので、「プロパティー」タブを下にスクロールし、「クロマキー合成」にチェックを入れます。スポイトで透過にしたい背景を選択し、背景が透過されたら「OK」ボタンを押します。
白い背景のままでも透過はしてもらえると思いますが、洋服とかに白色を使ってたりするとその部分も透過される恐れがありますので、背景はイラストが使用してない色を使いましょう。
緑の蛍光色の背景って昔から合成用に撮影スタジオとかでも使ってましたよねー。
今日は長くなっちゃったので一旦この辺で。
以上!
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