結論から言ってしまうと、1枚のイラストから『レイヤーをコピー➡不要な部分を消去』をひたすら繰り返してパーツ分けするだけなのですが...単純かつ地道な作業であるため多少...根気がいります。普通に絵を描くより楽しくないかもしれません笑
また、瞬きや口の動きをさせるには、多少の加筆修正が必要になる部分もあります。
パーツ分け作業にフォーカスして、大まかな流れをご説明するので、慣れてきたら自分のやりやすい方法で製作していくのがよろしいかと思います。ペイントソフトの機能の違いもありますし。
ペイントソフト・ペンタブ以外は0円です。趣味で遊ぶくらいなら、無料で使えるものを選んでいきましょう。
用意するもの
- ペイントソフト(管理人使用:Open Canvas 7)
- ペンタブ(管理人使用:XP-PENの板タブ)
- えもふり
- AIイラスト(管理人使用:Microsoft Edge の Image Creator from Designer)
えもふりの概要については下記の記事をご参照ください。
完成品
パーツ分け作業工程
作業時間は全体で3時間程度です。えもふりにインポート後、修正・動作確認は30分程度でしたので、やはりパーツ分けに相当な時間がかかります。演習用に使ったAIイラストがデフォルメ調だったため簡単に済みましたが、描き込みが多い洋服や髪の毛が含まれるAIイラストだと、もっともっと時間がかかるかもしれません...。
背景を消去する
頭と体を分離する
眉・睫毛・白目・瞳・口をパーツ分けする
頭から輪郭と髪の毛を分離する
髪の毛から前髪と後髪を分離する
目を閉じたときの睫毛の作成
開いた口の作成
体の修正
一番最初に分けた体レイヤーを複製します。今回は、胸などはの修正はしなかったで、ほぼイラストを原型のまま使っています。が、首だけ少し長めに付け足しました。『胴体』としてレイヤー名を変更します。
後工程
パーツ分けが完了したら、ほぼ8割完成です笑
あとは、えもふりの手順に従い、『トリミング枠』『原点』『首中心』『腰中心』といった動作に必要な設定レイヤーを挿入してPSD形式で保存します。
トリミング枠は自分で四角で塗りつぶすとして、原点・首中心・腰中心のレイヤーはえもふりの見本にあったレイヤーをそのままコピペして使っています(中心点の印が見やすいので...)。
インポート作業についてはえもふりの手順に従ってください。インポート後に各パーツが表示されない・表示がおかしいって場合は、恐らくゴミが残っている証拠ですので、ペイントソフトで修正してから再度インポートしましょう。
終わりに
パーツ分けは大変でしたが、案外簡単にできそうかも?って思いますよね?
私は細かい作業が苦手なので、消しちゃいけない部分を消したり、消しゴムツールだと思っていたら色ペンで塗りつぶしてしまっていたりとか、色々失敗しまくりでした...。
この勢いでアバターなんかも作れちゃうかも!?
クリエイターさんの一助となれば幸いです。
以上!
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